千葉でのベトナム人求人はどんな仕事が多い?
千葉県で働く外国人労働者は6万人を超えており、右肩上がりで年々増加しています。また千葉県で外国人を雇用している事業所数は9,786あり、2018年より11%増加しています。
千葉県で働く外国人は、ベトナム人が16,622人で全体の28%を占めて最も多く、次いで中国、フィリピンとなっています。
特に建設業や宿泊、飲食サービス業、卸売業、小売業などの業種で増加しています。
では、千葉でのベトナム人の求人にはどのような仕事が多いでしょうか。
1 ベトナム人の求人職種
(1)ITエンジニア
ベトナムのIT関連に従事している人は、ここ数年で何倍にも増加しています。今後も増加することが見込まれ、人気を集めています。
一方で、ベトナム人IT従事者は技術もあり優秀であるにも関わらず、給与水準は他の国のIT従事者に比べ低い傾向にあります。したがって、能力に見合ったより良い待遇を求めて日本のIT関連業務に従事したいというベトナム人が増えてきています。
また、ベトナム人はプログラム言語の習得や実際にプログラミング経験を有している人が多いため、入社後に一から教育しなくてもよいという点で日本の企業からも好評です。
このため、千葉でもITエンジニアの募集があります。
(2)製造業
製造業のエンジニアは、日本の少子高齢化が進んでいることから、働き手が減少しているので、外国人技術者を雇用する企業が増加しています。千葉県の産業別の外国人労働者数では、製造業が最も多く、千葉県で働く外国人のおよそ4分の1が製造業で働いています。
千葉は東京都の隣県で工場も多いことから、製造業の求人が多くあります。
(3)ホテル従業員
千葉には、成田空港があり、外国人観光客や外国人ビジネスマンが多く利用しています。したがって、成田空港周辺を中心に有名ホテルから、外国人をターゲットとした小規模のホテル・民宿があります。どちらの場合も、ベトナム人観光客やベトナム人のビジネスマンが多く宿泊します。
ホテルの場合は、通訳翻訳や企画・経理、レストランの店員といった仕事があります。
ホテルのフロント、ホテルの事務職での企画・経理等、レストランの店員では取得する在留資格が異なるので、仕事内容を聞き、その仕事に合った在留資格を取得するようにしましょう。
(4)営業職・経理・生産管理
ベトナムは経済成長率が前年比で7%と高く、東南アジアでは一人勝ちになっています。
したがって、ベトナムの企業を取引先とする日本の企業が増加しており、ベトナムの取引先との連絡や輸入に係る連絡をベトナム語で対応する必要がある企業にとっては、ベトナム人の従業員は必要な存在となります。
このため、通訳を兼ねた営業事務や経理、生産管理といった募集が多くあります。ベトナム語ができ、その他のスキルもあるベトナム人の需要はさらに高くなっているといえるでしょう。
(5)販売スタッフ
ベトナム人旅行客は右肩上がりに増加し、2019年には2014年の4倍のおよそ50万人が来日しています。そして、人気の東京に隣接している千葉にもベトナム人観光客が増加しています。ベトナム人観光客の多くは日本語が話せないため、成田空港やその周辺及びベトナム人が多く来る観光地には、ベトナム人販売員の募集が見られます。
(6)技能実習生のケア・事務職
千葉では、最も多くの割合の外国人労働者が製造業で働いています。このうち、「技能実習生」として働くベトナム人が多くいます。彼らの中には日本語がそこまで得意でない人も多く、日本人上司にうまく伝えられないなどのコミュニケーションで苦労している人もいます。そこで、同じベトナム人が間に入って、技能実習生のメンタルケアもしつつ、事務職でも働くという仕事の求人があります。
(7)バイヤー
ベトナムの会社に日本製品を売るため、日本製品を仕入れる仕事があります。ベトナム人に人気があるのは、日本の化粧品や食料品、医薬品等です。こういった商品をベトナムの会社の要望に応じてまたは提案し、仕入れを行います。ベトナムの会社と取引をするので、ベトナム語が話せる人材が重宝されます。
2 在留資格を取得の注意点
就労ビザで働く場合は、どの仕事をするかによって、取得する在留資格が異なります。
レストランで接客の仕事をする場合には、「特定技能」を取得する必要があります。ホテルフロント業務で通訳翻訳をする場合やホテル内で企画・広報をする場合は、「技術・人文知識・国際業務」や「特定活動」ビザで働くことができます。このように、仕事内容によって変わってくるので、応募した会社の仕事内容はしっかりと把握しておきましょう。

