急速に進む日本のグローバル化。留学生の採用が積極化!

日本は2020年に東京オリンピックの開催を控えていることも相まって国際化が急速に進んでいます。そんな中で高度人材ポイント制度などを用意して、グローバルな視点でも優秀な外国人を、日本国内に受け入れる態勢を整えることや、留学生である外国人が日本でそのまま労働しやすい環境整えることなどで、積極的に外国人を日本に受け入れることに積極的です。

 

そんな中で、観光地における外国人の来日数もどんどんと増えていることから、日本国内に入ってきている外国人の数も日本の国際化に伴い増加しています。その中で、留学生は現状の日本の国際化において重要な戦力として採用ができます。今だからこそ留学生の採用を積極的に行うべきです。今回はそんな日本の国際化における留学生の採用を述べていきます。

留学生が日本で働ける制度を整えている

ここ数年で外国人労働者の必要性はさらに高まってきました。例を上げると家電量販店です。家電量販店は、駅前や市街中心部など、観光客が立ち寄りやすい場所に店舗を設けている場合が多く、さらに母国よりも安い値段で観光客が日本の家電を買える場合が多くあるため観光客に人気のスポットとなっています。

 

中国から来た観光客が家電量販店で多くの商品を買っていくいわゆる爆買いは記憶に新しいことでしょう。そのため、観光客に対して案内ができる外国人スタッフが、家電量販店で必要となってきました。そこで家電量販店は、近年留学生の採用を積極的に行い英語や中国語が喋れる店員を配置しておき観光客への対応をおこなっています。

 

このような家電量販店の例は、高級ファッションブランド店や旅館、ホテル、小売店など身近にどんどんと近づいてくることでしょう。そのため、日本語が上手に話せる外国人留学生は、インバウンドへの対応もでき、さらに日本人対応をすることもできるわけですから貴重な戦力として企業側も考えています。

日本語が喋れる留学生が増えた

近年は、グローバル化の波に乗って海外に支店を置く日本企業も増えてきました。その中で日本と海外の架け橋となれる人材として外国人留学生は重宝されています。海外に支店を置いても現地で新たに人員を採用するとなると、まず現地の外国人は日本語が理解できるはずもないので、こちらがその国の言語を習得している人物を用意する必要があります。

 

しかし、留学生の母国に拠点を置いた場合は、日本語が喋れる留学生にその支店で働いてもらうことにより、日本側と円滑に事業を行うことが留学生を通して行えば可能です。些細なことですが、留学生に通訳をしてもらうことによって、現地通訳を用意する必要もなくなります。

 

そのため、日本語能力検定がN2レベルやN1レベルの留学生を採用すると日本側とのやりとりも円滑に行えます。グローバル化を背景に日本語が喋れる留学生に企業側からの需要があるので、日本語が喋れる留学生は非常に重宝されています。そして、ここに来て現在の新卒採用における売り手市場が追い打ちをかけるように、日本語を喋る留学生を企業側が争奪戦のような形をとってしまっています。

企業側が採用に積極的になってきた

現代では、近所のコンビニで働いている店員の中にも外国人の店員が増えたように、外国人を非常に貴重な戦力として考えるように企業側も変わってきました。

 

企業側も当初は外国人の採用に不安を抱えていましたが、ここ最近採用した外国人が非常に活躍を見せてくれていることから、外国人の採用に対しては非常にポジティブな考えを企業側が持つように変わってきました。

 

近年のグローバル化でこれからさらに外国人の採用が増えていく見込みです。身近に外国人が働いていることからも感じられるようになってきています。

 

外国人は働くために現状は就労ビザによって制限がかかってしまっているため、特定の職種に集まりやすくなっています。しかし、その職種自体が、人材不足の業界ということもあり外国人は積極的に採用されるようになりました。

 

まとめ

現状の日本は、グローバル化が急加速しすぎて、追いついていないというところが正直なところです。しかし、留学生は外国から日本にやってきているということから、少なくとも2カ国以上の地を踏んでいる外国人ということになります。2カ国の生活や人々の暮らしを感じ、さらに日本という異国の地で勉強重ねていることから、グローバル化には必要な人材と必然的に考えつくのが妥当でしょう。

 

さらに日本で就職を希望する外国人たちは、もともとが日本に興味を持っている人たちということでまず間違いない人達でしょう。外国からヘッドハンティングのような形で、外国人を連れてくることももちろん可能ですが、もともと日本に興味を持っており、なおかつ日本で勉強したという実績を持つ留学生を採用するほうが、企業側にとってもグローバルな人材が確保できるという点と、そもそも日本に興味を持っている外国人が確保できるという点で、非常に利点がある人材となっているでしょう。

 

そんな留学生を企業側が見逃すわけはなく、このグローバル化を迎える日本で貴重な戦力として、すでに日本の企業で留学生は力となっています。