【大阪編】韓国人の求人はどんな仕事が多い?
日本で働く外国人労働者は165万人で、大阪府で働く外国人労働者は10万人を超えています。そして、この人数は7年連続で過去最高数を超えています。
また、外国人を雇用する事業所の数も7年連続で過去最高数を更新しており、毎年1割ずつ事業所数が伸びています。関西での外国人労働者数の国籍別の割合をみると、ベトナム、中国、韓国の順になっており、いずれの国も増加傾向が続いています。
韓国人労働者は大阪にはおよそ5千万人おり、5年間で約2倍増加しています。 こうした背景から、今後も韓国人の求人は増加していくことが予想されます。
では、大阪の韓国人の求人にはどのような仕事が多いでしょうか。
1 大阪での韓国人の求人例
(1)韓国語講師
大阪には、大企業も多く、取引などで韓国人相手に仕事をする人も多くいます。また、語学スクールの費用を福利厚生の一環として援助する企業も東京には多くあり、そういった背景から韓国語講師の求人が多くあります。 また、近年は韓国ビジネスの増加から、韓国語への関心が高まり、より需要が増えている状況です。
レッスンスタイルはグループやマンツーマン指導などがあり、正社員ではなく雇用形態がアルバイトである場合も多くあるので、注意してください。
(2)プログラマー
韓国はIT先進国なので、優秀なプログラマーが多くいます。そのため、そのスキルを求めて、プログラマーの求人が多くあります。企業によっては、ビジネスレベルの日本語力を必要とするため、日本語力とプログラミングスキルがある人は、候補に入れるとよいでしょう。
(3)レストラン従業員
大阪には韓国料理店が多数あります。韓国人が経営しているお店が多いこともあり、そこの従業員として働くことができる韓国人を求めています。就労ビザを取得してホールスタッフで働く場合は、「特定技能」などできる在留資格が限られているので注意が必要です。
(4)販売スタッフ
インバウンドにより、韓国人旅行客はここ数年で激増しました。大阪にも心斎橋や道頓堀など多くの観光地があり、外国人に人気がある京都も近いことから、韓国人にはとても人気があります。そして、多くの韓国人は、大都市である大阪でショッピングを楽しみます。そこで、韓国人販売員の求人が多くあります。
主な求人先としては、デパートの販売員、家電量販店の販売員などです。
韓国人観光客の多くは、日本語を話せないため韓国語での接客になります。家電量販店に入社する際には、家電の知識があった方がよいですが、なくても入社後に学んでいけば問題ないとする会社が多いので、家電の知識が必須条件となっていないのであれば、心配する必要はありません。
(5)バイヤー
韓国の会社に日本製品を売るため、日本製品を仕入れる仕事があります。韓国人に人気があるのは、日本の化粧品や食料品、医薬品です。こういった商品を韓国の会社の要望に応じてまたは提案し、仕入れを行います。韓国の会社と取引をするので、韓国語が話せる人材が重宝されます。
(6)ホテル従業員
大阪には、多くのホテルがあります。一流といわれる有名ホテルから、外国人をターゲットとした小規模のホテル・民宿もあります。どちらの場合も、韓国人観光客は多く宿泊します。
ホテルの場合は、通訳翻訳や企画・経理、レストランの店員といった仕事があります。
ホテルのフロント、ホテルの事務職での企画・経理等、レストランの店員では取得する在留資格が異なるので、仕事内容を聞き、その仕事に合った在留資格を取得するようにしましょう。
(7)ツアーガイド
訪日外国人観光客の増加により、韓国語で案内できるツアーガイドの求人もあります。関西には外国人に人気のスポットが多くあるため、ツアーガイドへの需要は高いです。かつては、訪日客相手に有料で通訳ガイドをするために「通訳案内士」という国家資格が必要でしたが、今は改正通訳案内士法の施行により、無資格でも報酬をもらって通訳案内の仕事をすることができます。ただ、通訳案内士として働きたいのであれば、国家試験を受けて合格し、知事の登録を受ける必要があります。
(8)営業職・経理・生産管理
韓国人が大阪には多いので、韓国人を相手とした営業職の求人も多くあります。また、韓国人が経営する会社も多く、社員のほとんどが韓国人という会社も多いです。したがって、そういった会社での経理や生産管理などの求人も多くあります。
2 在留資格を取得の注意点
就労ビザで働く場合は、どの仕事をするかによって、取得する在留資格が異なります。
レストランで接客の仕事をする場合には、「特定技能」を取得する必要があります。ホテルフロント業務で通訳翻訳をする場合やホテル内で企画・広報をする場合は、「技術・人文知識・国際業務」や「特定活動」ビザで働くことができます。このように、仕事内容によって変わってくるので、応募した会社の仕事内容はしっかりと把握しておきましょう。

