【埼玉編】韓国人の求人はどんな仕事が多い?
埼玉県で働く外国人労働者は7万人を超えており、年々増加傾向にあります。
ベトナムが2万373人で最も多く、次いで中国、フィリピンとなっています。外国人労働者の増加率は全国8位で、関東地方で最も高くなっています。
産業別では製造業の2万8576人が最多で、全体の4割近くを占めていて、次いでサービス業や建設業となっています。
では、埼玉の韓国人の求人にはどのような仕事が多いでしょうか。
1 韓国人の求人職種
(1)ホテル従業員
埼玉には、大宮市など大きな都市もあり、その分、多くのホテルがあります。一流といわれる有名ホテルから、外国人をターゲットとした小規模のホテル・民宿もあります。どちらの場合も、韓国人観光客や韓国人のビジネスマンが多く宿泊します。
ホテルの場合は、通訳翻訳や企画・経理、レストランの店員といった仕事があります。
ホテルのフロント、ホテルの事務職での企画・経理等、レストランの店員では取得する在留資格が異なるので、仕事内容を聞き、その仕事に合った在留資格を取得するようにしましょう。
(2)韓国語講師
埼玉には、企業も多く、取引などで韓国人相手に仕事をする人も多くいます。また、語学スクールの費用を福利厚生の一環として援助する企業も多くあり、そういった背景から韓国語講師の求人が多くあります。
また、近年はビジネスマンよりも、韓流ブームにより、韓国語をマスターしたいという女性が増えてきています。そのため、韓国語講師は、以前より需要が増えている状況です。
レッスンスタイルはグループやマンツーマン指導などがあり、正社員ではなく雇用形態がアルバイトである場合も多くあり、望む働き方ができるでしょう。
(3)営業職・経理・生産管理
埼玉にはおよそ1万7千人以上の韓国人が生活しているので、韓国人を相手とした営業職の求人も多くあります。また、韓国人が経営する会社も多く、社員のほとんどが韓国人という会社も多いです。したがって、そういった会社での経理や生産管理などの求人も多くあります。
また、韓国取引先との連絡や輸入に係る連絡を韓国語で対応する必要がある企業も多いため、通訳を兼ねた営業事務の募集も多いです。韓国から輸入商品も増えてきていることから、韓国語ができる人の需要は高くなっています。
(4)販売スタッフ
韓国人旅行客は中国人の次に多く来ています。そして、東京に隣接している埼玉にも韓国人観光客が増加しています。埼玉には韓国国内で人気だった番組のロケ地もあり、秩父方面まで行けば、山や川といった自然もあるため、東京から足をのばした韓国人観光客にとって、人気スポットとなっています。
韓国人観光客の多くは日本語が話せないため、韓国人が多く来るスポットには、韓国人販売員の募集があります。
(5)ツアーガイド
訪日韓国人が多いことから、韓国語で案内できるツアーガイドの求人もあります。先ほど述べたような韓国人に人気のスポットがあるため、ツアーガイドへの需要は高いです。
かつては、訪日客相手に有料で通訳ガイドをするために「通訳案内士」という国家資格が必要でしたが、今は改正通訳案内士法の施行により、無資格でも報酬をもらって通訳案内の仕事をすることができます。ただ、通訳案内士として働きたいのであれば、国家試験を受けて合格し、都道県県知事の登録を受ける必要があります。
(6)バイヤー
韓国の会社に日本製品を売るため、日本製品を仕入れる仕事があります。韓国人に人気があるのは、日本の食料品、医薬品等です。こういった商品を韓国の会社の要望に応じてまたは提案し、仕入れを行います。韓国の会社と取引をするので、韓国語が話せる人材が重宝されます。
(7)エンジニア
韓国はサムスン電子やLG電子などに代表されるようなIT大国ということもあり、優秀なエンジニアが多くいます。そのため、ITシステム開発企業などからの募集が多くあります。また、埼玉にはゲーム開発会社も多く、韓国へゲームを輸出している会社からの求人があります。エンジニアは、給与水準も高めなため、スキルがある韓国人には人気があります。
2 在留資格を取得の注意点
就労ビザで働く場合は、どの仕事をするかによって、取得する在留資格が異なります。
レストランで接客の仕事をする場合には、「特定技能」を取得する必要があります。ホテルフロント業務で通訳翻訳をする場合やホテル内で企画・広報をする場合は、「技術・人文知識・国際業務」や「特定活動」ビザで働くことができます。このように、仕事内容によって変わってくるので、応募した会社の仕事内容はしっかりと把握しておきましょう。

