中国人は転職が多い?日本人とは違う特徴を把握!
中国人は転職が多いということをよく耳にする人も多いのではないでしょうか。
実際に中国における大卒の中国人の平均勤続期間は2年程度で、日本の場合の平均勤続年数は12年程度なので、中国では非常に短期間で転職することが分かります。

1 中国人の転職回数
中国人サラリーマンへのアンケートで、転職回数について聞いたところ、「転職経験が全くない」と答えたのは全体の25%だったというデータがあります。
つまり、4人に3人は転職経験があることになります。
日本の場合も最近は転職が珍しくなくなってきており、転職経験者は増加してきましたが、それでも、転職経験があるのは半数程度です。
中国人の転職回数が多い理由としては、企業に対する不信感が根底にあるといわれています。日本人の場合は、愛社精神で会社のために、より良い会社にしていこうと働くという人も多いのですが、中国の場合は、自分のために、自分のキャリアのために働くという人がほとんどです。
これは、中国の人口が多いことと、急激な経済発展により、企業間の競争が激しく、つい数年前まで一流企業とされていた企業が、数年後には倒産をしてしまい、職を失うことが多かったからということが原因の一つです。
そうすると、一つの会社にとどまるという思考より、会社で何を学び、どうキャリアアップして、自分の価値を高めていくかという思考になります。つまり、自分の価値を高めて、より給与が高い会社へと転職するかが重要になってきます。
したがって、企業側も未経験者から育てるというより、即戦力となってくれる人を好んで採用する傾向があるのです。
2 中国人の特徴
中国は、人口が多く、特に都市部で育った人は、激しい競争社会で育ってきました。したがって、一般的に温厚といわれる日本人と比べ性格は激しい面があります。
性格は当然、個々人によって変わってくるものの、国民性というところは共通していることが多いです。一般的に言われている中国人の性格は以下のものが挙げられます。
・頑固
日本人は協調性を重んじる文化がありますが、中国人は頑固な人が多いです。他人に譲るというより、自分の意見を通そうとします。納得できなければ、納得するまで意見をぶつけ合うというのが特徴です。協調性に欠ける部分があるので、団体行動は苦手とする人が多いのですが、自分でどんどん仕事をこなしていこうとする精神力があります。
・素直
また一方で、性格は「素直」です。
頑固で素直というのは相反するようにも思われますが、自分が納得できれば言われたことは、責任をもって指示通りにやってくれる人が多いです。
・気前がよく、親切、家族を大切にする
気前が良く、仲良くなるととても親切にしてくれます。日本の場合は、ビジネスで仲良くなっても、ビジネス以外ではドライな関係を維持する人も多いと言われますが、中国人は仲良くなればプライベートでも良好な関係を築こうとしてくれます。また、家族を何より大切にするので、プライベートの時間をとても大切にします。ですから、残業を好まない人が多いです。プライベートの時間を大切にするため、時間通りに仕事をこなしてくれるでしょう。
中国人は他人には冷たいといわれますが、始めは人付き合いや愛想が良くなくても、時間を経て打ち解ければ、人を大切にし、職場に馴染むことができるでしょう。
また、親交を深めれば自分の時間を犠牲にしてでも仲間を手伝ってくれるでしょう。
・メンツを大事にする
中国人は、とてもメンツを気にします。人前で怒られるとメンツがつぶされたと思い、日本人以上に人前で叱られることを強く嫌がります。また、人前で怒られると、萎縮し、こちらが想定している以上に傷ついてしまいます。その時は、素直に聞いていても、人前で叱ることが積み重なると、普段は温厚でもある時に急に怒りが爆発するということもあります。
怒らなければならない場合には、人前を避け、怒鳴ったりはしないようにすることが必要です。他の人にわからないように注意すると、素直に反省してくれるでしょう。
また、偉そうに腰に手を当てたり、足を組んでのけぞったりした状態で指導しないようにしましょう。中国人は腰に手を当てている姿や足を組んでのけぞって座る姿を見るだけで、嫌な気分になります。
3 中国人を採用する場合
就労ビザで中国人を採用する場合は、中国人の学歴や実務経験の他に、会社で中国人にやってもらう業務が充分にあるかも重要です。中国の大学を出ている場合は、学位が取れない大学もあるので、学位の確認も必要です。
また、中国人は、自分のキャリアアップを目指す人が多いので、キャリアアップできる環境があることを伝えておいた方がよいでしょう。

