羽田空港での中国人求人の具体例を解説!

羽田空港での中国人の求人は多いです。

では、具体的にどのような求人があるでしょうか。

 

1 羽田空港でなぜ中国人の求人が多いのか

「国内線は羽田空港、国際線は成田空港」というイメージがかつてはありましたが、最近は羽田空港の国際線化が進み、中国便も増便されました。

したがって、羽田空港を多くの中国人が利用することになるため、中国人スタッフの需要が高くなっているのです。

2019年は 4,288,078人の訪日外国人が羽田空港を利用して入国しています。これは、全空港・港湾中の入国者数の3位です。そして、入国外国人で最も多いのが中国人で、1,230,336人が羽田空港に来ていることになります。

羽田空港の出入国訪日外国人数は2009年では約50万人でしたが、2019年では約430万人で、10年で訪日外国人が8倍以上とものすごい勢いで増加しており、特に中国人の増加が顕著です。

訪日外国人観光客の多くは日本語を話せませんので、中国語を話すことができるスタッフの求人が多くなっています。

2 羽田空港での中国人求人

では、具体的にどのような仕事があるでしょうか。

(1)お土産の販売員

空港の免税店では多くの中国人がお土産を購入します。免税店では、商品の説明やおすすめのお土産を聞かれることもあるため、中国語を話せる販売員の求人が多いです。

(2)空港隣接のホテルスタッフ

また、羽田空港にはホテルが隣接しているので、ホテルのフロントやレストランでの接客などの仕事の求人があります。羽田空港隣接のホテルは、どちらかというと中国人のビジネスマンが多いのですが、こちらも中国語しか話せない人も多いため、中国人スタッフの需要があります。

(3)ドラッグストアの販売員

中国人には、日本の化粧品や医薬品も大変人気です。

中国の化粧品や医薬品には偽物がある一方で、日本の化粧品や医薬品には偽物がありません。世界的に有名な日本の製薬会社・化粧品メーカーも多く、安心・安全を求める中国人は、日本の化粧品や医薬品を大量に買って帰ります。羽田空港にも薬局があり、日本を離れる前に最後の購入先として空港の薬局で日本製の化粧品や医薬品を購入していく中国人が多くいます。

そこで、必要になるのが羽田空港内のドラッグストアで中国語を話せる中国人です。

ですから、ドラッグストアでの販売員の求人もあります。

(4)空港スタッフ

羽田空港で働く空港スタッフの求人もあります。航空会社採用で、航空券の発券等を行います。中国人観光客や中国人ビジネスマンの増加に伴い、中国人スタッフを雇う航空会社も増えています。

3 空港で働く際のビザ

「日本人の配偶者等」「永住者」「定住者」といった就労制限がない在留資格を持っている場合は、制限がなく応募できます。

しかし、就労ビザで働く場合は注意が必要です。

「技術・人文知識・国際業務」か「特定活動」ビザを取得するとホテルや店舗で通訳翻訳をする仕事ができます。

レストランや店舗などでの接客がメインの場合は「特定技能」ビザで働くことができます。

■「技術・人文知識・国際業務」

ホテルフロント業務で通訳翻訳をする場合やホテル内で企画・広報をする場合は、「技術・人文知識・国際業務」ビザで働くことができます。

「技術・人文知識・国際業務」ビザを取得するには、大学・専門学校の卒業又は実務経験が必要になります。

■「特定活動」

このビザでは、以下の条件を満たしている場合には、「技術・人文知識・国際業務」ではできなかった単純作業も行うことができます。

① 学歴要件

日本の大学(短期大学を除く)を卒業、又は大学院の課程を修了して学位を授与されたこと

② 日本語能力要件

以下のいずれかの要件を満たしている必要があります。

(ア)日本語能力試験N1又はBJTビジネス日本語能力テストで480点以上

(イ)大学等(海外含む)において「日本語」を専攻して卒業・修了していること

③ 常勤であること

④ 日本人と同等額以上の報酬を受けること

⑤ その他

業務量や会社の継続安定性等も「技術・人文知識・国際業務」の場合同様に審査対象になります。

この特定活動を取得しても、単純作業だけをする業務は認められていません。例えば、ホテルで荷物を客室まで運ぶ業務や食事の配膳、客室清掃をさせることのみを目的として取得することはできないので、注意が必要です。

■「特定技能」

学歴や実務経験がなく「技術・人文知識・国際業務」ビザを取得できなくても、このビザで働くことが可能です。

特定技能ビザ「宿泊」では、宿泊施設におけるフロント、企画・広報に加えて、接客及びレストランサービス等の宿泊サービスの提供に係る業務ができます。「付随的」であれば、ホテルや旅館施設内の売店での販売業務、備品の点検や交換業務、ベッドメイキングなども認められています。

空港の喫茶店やレストランをメインで働く場合は、特定技能「外食」を取得します。

特定技能ビザは、技能実習2号の修了または技能試験の合格と日本語能力(N4以上)があることが必要です。