愛知での中国人正社員求人はどんな仕事が多い?

愛知県は東京、神奈川、大阪に次いで人口の多い県です。愛知県の外国人労働者数は増加傾向が続いており、10年で2倍以上になっています。愛知県では、ブラジル人が最も多く、次に中国人、フィリピン人の順となっています。
在留資格別にみると、技能実習が全国で最も多く、専門的・技術的分野の在留資格で働いている外国人も東京の次に多くいます。したがって、愛知県には外国人の働く場所が多いことが分かります。
では、具体的に愛知での中国人正社員求人はどんな仕事が多いでしょうか。
1 愛知県の中国人正社員の求人
(1)営業・翻訳
愛知県には名古屋を始め、中国人留学生が多くいますが、日本語がまだできない留学生も多いです。そのため、中国語でその中国人留学生の留学支援手続きに関する業務を行う求人があります。
また、トヨタ自動車を筆頭に大会社もあるので、海外へ営業する会社も多いのが特徴です。仕事内容は法人・個人営業の他にも、インターネット広告を日本語から中国語へ翻訳や通訳もする営業兼通訳翻訳業務などがあります。
(2)中華料理店スタッフ
中華料理店でのコックやホールスタッフの求人があります。規模が大きい料理店では、経理の求人もあります。就労ビザを取得する場合は、仕事内容や働く料理店の規模によって、「技能」「特定技能」(外食)「技術・人文知識・国際業務」「特定活動」など取得する在留資格が異なってきます。
(3)中国語講師
名古屋を中心にグローバル企業が多くあり、中国と取引する会社も多いです。そうしたことから中国語を習得するニーズが高いため、中国語講師の求人が多くあります。
また、近年は中国ビジネスの増加から、中国語への関心が高まり、より需要が増えている状況です。
レッスンスタイルはグループやマンツーマン指導などがあり、正社員ではなく雇用形態がアルバイトである場合も多くあるので、応募の際には注意してください。
(4)ツアーガイド
名古屋城や熱田神宮など、外国人に人気のスポットが愛知県には多く、毎年多くの中国人観光客が来日しています。したがって、中国人観光客を相手にツアーガイドをする求人があります。
なお、以前は訪日客相手に有料で通訳ガイドをするために「通訳案内士」という国家資格が必要でしたが、今は改正通訳案内士法の施行により、無資格でも報酬をもらって通訳案内の仕事をすることができます。ただ、通訳案内士として働きたいのであれば、国家試験を受けて合格し、都道府県知事の登録を受ける必要があります。
(5)ホテル従業員
観光客やビジネス客が多いため、ホテルの数も多いです。中国人観光客は多くが宿泊するため、中国人スタッフの存在は欠かせません。
ホテルの場合は、通訳翻訳や企画・経理、レストランの店員といった仕事があります。
ホテルのフロント、ホテルの事務職での企画・経理等、レストランの店員では取得する在留資格が異なるので、仕事内容を聞き、その仕事に合った在留資格を取得するようにしましょう。
(6)販売員
名古屋を中心に、デパートやドラッグストアが多くあり、中国人に人気です。そこで、中国人販売員の求人が多くあります。
主な求人先としては、デパートの販売員、家電量販店の販売員、ドラッグストアの販売員などです。
中国人観光客の多くは、日本語を話せないため中国語での接客になります。家電量販店に入社する際には、家電の知識があった方がよいですが、なくても入社後に学んでいけば問題ないとする会社が多いので、家電の知識が必須条件となっていないのであれば、心配する必要はありません。
(7)自動車関連
トヨタ自動車の本社および本社工場が愛知県にあることから、自動車関連の仕事が多いのも特徴です。トヨタ自動車と取引している工場では、技能実習生を受け入れているところも多く、中国人技能実習生のケアや管理ができる人が必要とされています。
また、自動車の自動運転技術など自動車分野においてもコンピューター関係の知識・技術が必要になってきていることから、エンジニアの求人は多くあります。
2 在留資格を取得の注意点
先ほどから見てきたように、就労ビザで働く場合は、どの仕事をするかによって、取得する在留資格が異なるので注意が必要です。
レストランで接客の仕事をする場合には、「特定技能」を取得する必要があります。ホテルフロント業務で通訳翻訳をする場合やホテル内で企画・広報をする場合は、「技術・人文知識・国際業務」や「特定活動」ビザで働くことができます。このように、仕事内容によって変わってくるので、応募した会社の仕事内容はしっかりと把握しておきましょう。

